TOP工房 菅野でございます。
先日、我が家の12年たった便器(写真)を新しく取り替えました。
写真を見てもらうとわかるようにまだまだきれいで使える便器でした。
取り替えた理由はウォシュレットが故障してしまい、修理不能だったことです。
私と妻、子供たちはウォシュレットを使用しないので、なんの問題もなかったのですが、「母親」が愛用しており、必需品となっていました。
十数万かかりましたが、よかったと思っています。
我慢してもらったり、より安いものを探したり、色々考えましたが、「時間はお金では買えない」という判断で「今やるべきだ」と決めました。
「贅沢だなぁ」と感じたでしょうが、贅沢嫌いの母が再々言う「トイレ直らんかなぁ」という話を聞き、母の日々の生活には欠かせないものだと判断し思い切ってかえました。
我が家を建築した時は、金利が2.8%と今と比べると非常に高かったです。おそらく今建てるよりも数百万余分にローンを返すことになるでしょう。
しかし、その時建てたことで、10年前に亡くなった「父親」も2年間新しい家で快適に過ごすことができました。喜ぶ顔が見れました。
家づくりも大金が動き、慎重にやるべきですが、「大切な時間」は大金をいくら積み上げても買えません。
「今やるべき意味」や「価値」をよく考えて”決断”していきたいものです。